結果、娘は日系幼稚園のナーサリーに行って、その日のうちに話し始めました。1週目は挨拶など、一言。2週目は2語文になりました。まさに2件目の病院の先生の診断通り、すぐに話し始めました。1か月後には他の3歳のお友達と同じくらい、文章でお話しできるようになっていました。私も夫も、日本で心配してくれていた両親も、みんなでホッと安心したのを覚えています。
子供の成長は個人差が大きいので、周りと比べると時に焦ったり心配になったりしますよね。私もそうでした。おしゃべりを始めるまでは、このままおしゃべりができなかったら、と思うと不安になったのです。相談に乗ってくれたお友達や幼稚園の先生方、診察してくださったお医者様、皆さんのサポートに感謝です。そしてきっとおしゃべりしない、と仰った先生にもです。結果的に娘は話し始めましたが、そうでない結果も十分に考えられたわけですから。もしそうなった場合、憧れの海外生活があまりにもあっけなく終わってしまうのは残念だったと思いますが、私は娘を連れて日本へ帰ったと思います。そして夫も単身赴任してくれたと思います。先生の仰るように、もしもおしゃべりを自発的にするのが難しい状況であれば、できるだけ早くに専門家の言語聴覚士の指導の下、トレーニングを始めるべきだと思ったからです。それくらい、この時期の子供たちは日々成長していますから。
ただ、あの先生の診断だけを信じて、すぐに本帰国していたら、と思うと恐ろしい。日本へ帰ってすぐに話し始めるわけですから。帰った意味がない(笑)。セカンドオピニオンを頂いて本当に良かったです。
お喋りをし始めたら、とてもとてもお喋りな女の子になりました。悩んでいたのが嘘のように、どんどん話します(笑)。しかもそれが、舌足らずでかわいいのです。私には分かりませんが、書籍などを読むと、1歳くらいから1語、「ママ」「パパ」「ワンワン」などを話し出し、その後、2語文、そして文章が少しずつ長くなっていくという流れになります。子供たちはその過程で、少しずつ口の周りや舌にある無数の小さな筋肉を鍛えているのです。そして毎日毎日お喋りをするたびにその筋肉が少しずつ成長して、発音がしっかりできるようになっていくのです。
しかし娘の場合は、1歳から2歳の2年間、皆がその練習をしていた期間はほとんどお喋りしませんでした。ですから口の周りや舌の筋肉が未発達なまま、発話量は3歳児と同じくらい(いや、それ以上かも?)するのです。何が起こるかというと、とにかく舌足らずでかわいいのです。お医者様からは、やはり同じくらいの期間をかけて筋肉は発達していくから、2年くらいはこのかわいい舌足らずを楽しめますよ~と言われました(笑)「お母さん、心配したご褒美だね~。ほんと、かわいいね~」と仰ってくださいました。はい、私もご褒美だと思います♡
先生の仰る通り、発音がしっかりできるようになるまで、約2年かかりました。その間、4歳くらいの時に、日本でブルゾンちえみさんが流行ったんです。夫も私も関西出身で大のお笑い好き。動画サイトで見ていると、娘も興味津々で一緒によく見ていたんです。そしてある日、あの舌足らずな口調で…、「クミちゃんクミちゃん、仕事に集中できない?ダメウーマン!!」と振り付きで完コピして披露してくれたんです。舌足らずでブルゾンちえみ…、なり切って披露してくれる娘がかわいくてかわいくて…。今でもあの動画は宝物です。今はもう反抗期真っただ中の娘。腹が立つと過去のかわいい動画を見て慰めている私。あの動画は最高の癒しです(笑)
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